ユーカリヂカラ65についてのご質問

Q1.ユーカリヂカラ65の成分は何ですか。

A. サトウキビから作った65度(容量比)のエタノールに、国内の農場にて農薬不使用で栽培された、ユーカリのベリーリーフからアルコール抽出したポリフェノールのユーカリエキス、そしてキトサン及び食品添加物として昔から使用されている乳化剤などから作られています。

 

Q2.ポリフェノール効果、などよく耳にしますがどんなものですか。

A. ポリフェノールは、動物には存在しない、植物特有の生体成分で、フラボノール、イソフラボン、タンニン、カテキン、ケルセチン、アントシアニンなどの物質の総称です。ポリフェノールとは、植物の樹皮や表皮、種子などに含まれる色素成分や苦み・渋味成分で、自然界には何千種類も存在するといわれています。

虫や小動物などによる攻撃や、光合成のプロセス、紫外線により生じる活性酸素から、植物自身が自らの生命を守るための生体防御物質です。私たち人間のカラダの中でも、抗酸化作用(酸化によりもたらされる害を防ぐ働き)を有することが確認されています。

 

Q3.食品に使えますか

A. ユーカリヂカラ65は食品添加物アルコール製剤なので、食品にかけても問題ありません。雑菌を抑えることにより食品の鮮度を保持できます。但し、アルコール度数が65度ですので、直接飲用にはできません。

 

Q4.他のアルコール製剤との違いはなんですか。

A. 同じ濃度のアルコール製剤と比べると、吹きかけた直後の殺菌力は同じですが、アルコールが蒸発した後は、アルコール製剤だけですと殺菌力や抗菌力は全くなくなります。しかし、ユーカリヂカラ65の成分のユーカリ50Sの成分は揮発しないため、物理的にこすり取らなければ長期間抗菌力が持続します。(実験では抗菌力は6カ月持続しました。)

 

Q5.殺菌、静菌、抗菌と除菌の違いはなんですか。

A. ・殺菌とは微生物を殺してしまうことで、濃度65%以上のエタノール、次亜塩素酸、ヨード等が使われます。

  ・静菌とは菌の増殖を抑える作用で、ポリフェノールやある種の多糖類等が有効に作用します。

  ・抗菌とは殺菌と静菌を併せ持つ概念です。ユーカリ50Sにその作用があります。

  ・除菌とは物理的・科学的に金を除くことで、洗い流したり、フィルターを通したりすることです。

 

Q6.どんな菌に効くのですか。

A. ユーカリヂカラ65はユーカリ50Sを食用エタノールと水で50倍に希釈していますが、その濃度で、黄色ブドウ球菌、MRSA、セレウス菌等のグラム陽性菌、大腸菌、サルモネラ菌、レジオネラ菌等のグラム陰性菌、また、クロコウジカビ、フザリウム、白癬菌等の糸状菌などに効力を有します。また、インフルエンザA型ウィルスネコカリシウィルス(ノロウィルス代替)などにも効果を確認しています。

 

Q7.どんなところに使えますか。

A.

①不特定多数の人が集まる場所

電車・バス・航空機など、不特定多数のお客様を扱われる企業様に。病院、診療所、幼稚園、学校、老人ホームなど、清潔さを求められる施設の、清潔維持に。

ホテル、温泉、プール、サウナ、フィットネスジム、エステサロンなど、清潔さを求められる施設の清潔さ維持に。空調機のフィルター清掃の仕上げに抗菌。

②居間、寝室、トイレ、風呂、玄関、自家用車内などの抗菌・防臭に

一見、清潔に見えるような場所であっても、また、空中を浮遊しているバイ菌やカビの胞子ウイルス等の存在は全く目に見えません。特に他人が手に触れるような場所は抗菌処理をしておくことが望ましいといえます。清掃した後の抗菌、防かびにお使いください。

③食品類の製造現場などの抗菌に

農作物や花の栽培のビニールハウス内、食品や農作物を扱う場所、厨房、食堂など食事をする場所、テーブルの上やまな板、食器、床やドアノブ、農作物の運搬具、パレット、農機具、抗菌が求められる倉庫、運搬車のコンテナ内などに使用可能。食品にかかっても、万一、口に入っても害はありません。

④ペットの環境維持

ペットショップ、ペットを飼われているお客様に、抗菌・防臭でお使いください。

⑤洗濯物の抗菌防臭に

部屋干しの洗濯物等に吹きかけると最近の働きを抑え、いやなにおいを防止できます。シーツ、枕カバー、肌着や靴下などの抗菌、防臭にお使いください。

⑥小さなお子様が手に触れる場所や玩具等の抗菌にお使いください。

 

Q8.手の消毒に使えますか

A. 食品素材のみで構成されており、安全ですが、食品添加物として製造しており法律上は肌への直接使用を想定しておりません。

 

Q9.皮膚にかかっても大丈夫ですか。

A. ユーカリ50Sのユーカリエキスには、抗酸化作用抗菌作用抗炎症作用(ウレアーゼ、トリプシン、リパーゼ等の阻害活性)、ヒアルロニダーゼ阻害活性作用(ヒアルロン酸を守る働き)などが確認されており問題ありません。皮膚にやさしいともいえると思います。

 

Q10.においはとれますか。

A. ユーカリヂカラ65に入っているユーカリ50Sの主成分が吸着能力のあるポリフェノールなので、ある程度のにおいの低減は期待できると考えますが、においのもとが何であるかによって異なります。微生物の出すにおいであれば、ユーカリヂカラ65抗菌処理をすることで防止することが可能です。

 

Q11.空中に噴霧しても大丈夫ですか。

A. 10~15μのドライミスト状にして噴霧すれば、ゆっくりと空中を降下し、大気中の浮遊菌等の抗菌対策になります。またそのミストは、床に落下し床の長時間抗菌効果に寄与します。部屋の出入り口周辺に噴霧器を設置し間欠式に噴霧するようにすると、人の出入りによる外気の抗菌対策にもなります。

 

Q12.熱には弱いのですか。

A. ユーカリ50Sを、1.2気圧にした容器の中で、120℃まで温度を上げ、2時間加熱したあと、抗菌活性を調べ、大腸菌と黄色ブドウ球菌に効果があることを実験で確認しました。短時間なら140℃前後の加熱でも抗菌効果があることも実験で確認しています。

 

Q13.白癬菌にも効くのですか。

A. ユーカリ50を50倍に希釈しても、白癬菌に対し抗菌活性があります。靴やサンダル、靴下やシーツ、床やジュータンなど肌が直接触れる部分にお使いください。

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